- 過去10年で住宅会社が全国から133社参加した実行予算の改善を行う、原価検討会とは?
- 地域の職人さんへの適切な単価交渉の方法とは
- 一棟あたり平均150万円の原価削減をし、低価格x高品質の商品を提供できる秘密とは
- 設備機器の仕入れを安くするために、私が工夫したこととは?
最初にお願いがございます。
私に、8分ほどお時間をいただけないでしょうか?
私が本書をまとめるにあたって
その"背景"をお聞きいただきたい
そう考えております。
私も皆様と同じ住宅会社経営者です。
毎日の経営者としての苦悩や不安・・・
必ずや皆様と共感できるはずだと思っております。
お忙しい皆様のお気持ちは十分に承知の上
8分お付き合いをいただけましたら幸いです。
私が15年前設立したスタイリッシュハウスは、
設立当初、失敗の連続でした・・・・。
経営と資金繰り、そして、毎月受注をとることに追われていました。
職人さんもうまく集まりません。
やっと着工しても、トラブルばかり。
現場が完成しても粗利が5~10%ほどのものが続きました。
その5%の粗利から、会社の経費、広告宣伝費や
スタッフさんたちの人件費を支払います。
1棟あたり最低20%利益がないと会社運営はできません。
5パーセントの粗利というのは、15%赤字の現場をやってしまったのと同じことです。
当時は会社をやっと運営している状況でした。
営業をしながら、水道工事とガス工事を手掛けるもう一つの職人会社の運営、
お客様の管理、現場でのクレーム対応・・・
なんとかこなしていました。
しかし、一年通してほとんど休みはありません。
そんなある日、私は、脳梗塞で緊急入院してしまいます。
三日三晩集中治療室で、生死をさまよいました。
「自分はこのまま死んでしまうのかな」
「でもそれも楽でいいかもしれない・・・。」
死ぬことに、恐怖感さえない状態!?
それほど疲れはて、精神的に追い詰められていたのです。
幸い意識はあったので、さまざまなことを考えました・・・。
なぜか知っている人たちの顔が次々と浮かんできます。
その人たちも、大きな夢を持ち、起業し、良い時代もあったでしょう。
高級車を乗りまわし、毎晩高い酒を飲み歩き、騒いでいた時期もありました。
しかし、それが永遠に続くことなどありませんでした。
事態が一転し、一気に奈落の底に転落していったのです・・・。
そんな悲惨な状況を見てきたからこそ、経験から言えることはただ一つ。
住宅会社は
"絶対に倒産させてはいけない"ということ
なぜなら、
お客様、協力会社様、会社のスタッフさん、銀行さん、
多くの方々に多大な迷惑をかけてしまうからです。
私が知る、そんな悲惨な状況は、2度と見たくありません。
出来ればもう
そんな失敗や思いは誰にもして欲しくないのです
お客様に喜ばれ、経営者もスタッフさんも協力会社様も、
皆誇りを持ち、幸せであって欲しいと思っています。
私のさまざまな失敗から導き出された直ぐ誰でも出来る実践的ノウハウを、
そんな想いを込めて本書にはまとめてみました。
同じ悩みを抱いている住宅会社の経営者の方たちに
この本から、何か一つでも"気づき"につながりましたら幸いです。
佐藤 秀雄
あるOB様がたくさんお客様を紹介してくれたり、特定のベテラン営業マンがたくさんの紹介を生んだりと、紹介受注というものは属人性の強いものだと思ってました。
佐藤社長のお話を聞くと、どんなお客様でも、どんな営業マンでも紹介を生むことができる、それが仕組み化できるということが良く分かりました。私のような経営者がまず、この話を理解し、会社として仕組みを用意する必要があると思います。
中央建設株式会社
代表取締役社長 足立智成
私がスタイリッシュハウス佐藤社長の元へお伺いさせて頂いたのは、2019年の秋のことでした。
当時、私は次の会社の展開としてローコスト住宅事業を検討しておりましたが、一方で、原価削減に課題を感じており、実行の仕方も分からにおりました。
そんな中で、ある経路での紹介で佐藤社長の元にお伺いさせていただき、原価検討会を半日かけて行って頂きました。今では、60プランある中での平均粗利率が32%と、それまでの自分の考えの中では実現不可能なものだったと思い、大変感謝の気持ちでいっぱいです。
株式会社梶間幸建
代表取締役 梶間日出治
元々、職人スタートだった私にとっては、佐藤社長のお話は非常に共感できるものが多く、7年前に原価検討会で教えて頂いたことを実践していく上で、大変よく腹落ちができ、原価削減の取り組みを進めていくことができました。
また、わたくしは今後の人口減少、消費税増税後の集客減を懸念しておりました。そのため、より地域に根付き、集客が減っても安定的な受注ができるようにと紹介受注に力を入れておりました。
今まで紹介に関する様々なセミナーに行きましたし、たくさんの取り組みもしました。
佐藤社長の話を聞いて、これまでやってきたことが、自分の中ですべてつながり、腹落ちしました。今後の不景気に備え、再度紹介率の強化をはかっているところです。
株式会社インハウス
代表取締役 仲野隆祐
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